ちっぽけだって、いいじゃない。
ちぽっけ
第一回公演
Luxury Business Hotel
この広い地球の片隅の小さな土地に、かつては家があった。
ある晩、かつての家があった、更地へとやってくる男と女。
住み慣れた住居跡に重ねるそれぞれの記憶。
蝉のように恋をした夏の日の想い出。
「あたし、欲しいの、たくさんたくさん……
ほんとうにあったんだってこと。」
と女は言う。
男と女は喪失から何を見て、どんな光を、どんな明日を求めるのか・・・。
更地にゆらぐ男と女の見つけたものとは・・・。
出演
宮本 なつ
嶺 豪一
NATSU MIYAMOTO
1984年 群馬県出身。東京マハロなどの小劇場から映画に転身し『ひとまずすすめ』(柴田啓佑監督/15)で企画・主演し第8回田辺・弁慶映画祭にて四冠、女優賞を受賞。その他の出演作に『SYNCHRONIZER』(万田邦敏監督/17) 『うろんなところ』(池田暁監督/17)『榎田貿易堂』(飯塚健監督/18)『対話する世界』(田口敬太監督/23)などがある。越川氏の作品には『二十六夜待ち』(17)『あざみさんのこと』(20)に出演している。
GOICHI MINE
1989年 熊本県出身。『ニュータウンの青春』(森岡龍監督/11)への出演を機に俳優として活動を開始。映画監督としても活動し、監督・主演作の『故郷の詩』(12)では第24回東京学生映画祭グランプリ・観客賞W受賞、PFFアワード2012審査員特別賞受賞。主な出演作に『溺れるナイフ』(山戸結希監督/16)『リバーズ・エッジ』(行定 勲監督/18)『菊とギロチン』(瀬々敬久監督/18)、『あざみさんのこと』(越川道夫監督/20) 『おらおらでひとりいぐも』(沖田修一監督/20)『あのこは貴族』(岨手由貴子監督/21)『背中』(越川道夫監督/22)『風のゆくえ』(石井慎吾監督/23)『almost people』(横浜聡子監督/23)『傲慢と善良』(萩原健太郎監督/24)などがある。
音響
演出
宇波 拓
TAKU UNAMI
1976年生まれ。東京出身。90年代後半より主に実験音楽の分野で演奏活動を開始。ディプレッシヴ・イージーリスニング・グループHOSEのリーダー、ギタリストとして活動。かえる目、ホンタテドリ、中尾勘二トリオ、THEY LIVE、Skylark quartetなどのグループに参加。映画音楽作品に『ロスト★マイウェイ』(04/古澤健監督)、『一万年、後....。』(07/沖島勲監督)、『海のふた』(14/豊島圭介監督)、『お盆の弟』(15/大崎章監督)、『海辺の生と死』『月子』(17/越川道夫監督)ほか。
アクションを追加
越川 道夫
演出
MICHIO KOSIKAWA
1965 年生まれ、静岡県出身。立教大学卒業後、演劇活動、劇場勤 務を経て、洋邦を問わず映画の配給宣伝に従事する一方、プロデューサーとして『路地へ 中上健次の残したフィルム』(01)、『海炭市叙景 』(10)、『 かぞくのくに 』( 1 2 )な ど 映画制作に多く携わる 。 2015 年『アレノ』で映画監督デビューし、高崎映画祭ホリゾント賞を受賞。18 年『海辺の生と死』(17)で日本批評家大賞新人監督賞を受賞。ほか、監督作に『月子』『二十六夜待ち』(17)、『愛の小さな歴史』『夕陽のあと』(19)、『あざみさんのこと』(20)、『アララト』 (21)、『背中』(22)、『さいはて』『路辺花草』『水いらずの星』(23)などがある。
【公演日時】
2024年11月8-10日(金-日)全6回公演
11.8 (金) 14:00/19:00★
11.9 (土) 14:00◎/19:00
11.10(日) 13:00/18:00★
※開場は開演の30分前。
※全席自由席
★・・アフタートーク
◎・・託児付き鑑賞 (託児でなくてもご覧頂けます)
★アフタートークゲストのお知らせ
11月8日(金)19:00の回上演終了後
佐々木敦さん
×越川道夫(本作演出)
■プロフィール
思考家/批評家/文筆家。
音楽レーベルHEADZ主宰。
映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。
早稲田大学非常勤講師。立教大学兼任講師。芸術文化の複数の
領域で執筆、教育、プロデュースなどを行なっている。
著書多数。演劇関係の著作として『小さな演劇の大きさについ
て』。近著として『成熟の喪失 庵野秀明と〝父〟の喪失』
『「教授」と呼ばれた男ー坂本龍一とその時代』などがある。
11月10日(日)18:00の回上演終了後
大森立嗣さん
×越川道夫(本作演出)
■プロフィール
1970年東京生まれ。父は俳優、舞踏家の麿赤兒、弟は俳優の大森南朋。
荒井晴彦監督、阪本順治監督、井筒和幸監督などの助監督を経て、01年、自らプロデュースし、出演した『波』(奥原浩志監督)で
第31回ロッテルダム映画祭最優秀アジア映画賞“NETPAC AWARD”を受賞。05年、荒戸源次郎のプロデュースにより、
『ゲルマニウムの夜』を初監督。ロカルノ映画祭コンペティション、第15回日本映画プロフェッショナル大賞新人賞。
10年、『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』で第60回ベルリン映画祭フォーラム部門正式招待作品、
第51回日本映画監督協会新人賞受賞。
11年、『まほろ駅前多田便利軒』、キネマ旬報ベストテン4位、13年、『ぼっちゃん』、第23回日本映画プロフェッショナル大賞作品賞。
『さよなら渓谷』第35回モスクワ映画祭審査員特別賞、第56回ブルーリボン賞監督賞受賞。『かなたの子』(WOWOW)が放映、14年、『まほろ駅前狂騒曲』、16年、『セトウツミ』が公開。17年、『光』、第12回ローマ国際映画祭オフィシャルセレクション上映。
18年『日日是好日』、第43回報知映画祭監督賞。19年『母を亡くしたとき、僕は遺骨を食べたいと思った。』、『タロウのバカ』が公開。
20年『MOTHER マザー』が第75回毎日映画コンクール日本映画大賞、『星の子』が第30回日本映画批評家大賞を受賞。
22年『グッバイ・クルエル・ワールド』が公開、24年WOWOW『完全無罪』が放映、『湖の女たち』が公開。25年公開の新作が待機中。
◎託児付き鑑賞のご案内
11.9日(土)14時の回のみ託児あり
[料金]お子様1名につき500円
[保育時間]13:30~16:30まで
[対象]1歳以上小学校3年生以下
※保育士在中
※年齢ごとの人数制限あり
※劇場近隣の公共施設一室になります
託児のお問合せは
info.chipokke@gmail.com
ご予約は
チケット予約と合わせてご予約ください
詳細はメールにてご案内させて頂きます。
料金
前売り 3,000円
当日券 3,500円
U25割[25歳以下]2500円
◎全席自由席
◎当日清算のみ
◎U25は25歳以下の方のチケットです。当日受付時に証明書を掲示していただく可能性がございます
ご予約
【会場】
SCOOL
〒181-0013
東京都三鷹市下連雀3-33-6
三京ユニオンビル5F
三鷹駅南口より徒歩3分
【スタッフ】
制作/山田浩之,神原健太朗
チラシデザイン/越川道夫
協力/スローラーナー,株式会社ディケイド,株式会社ヴィブラント,ユーステール
Thanks/おおやまこうへい,濱崎勝明,濱崎洋子
主催/chipokke
【お問合せ】
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